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準備に相当な時間を費やして
ようやく駅に着いた。
ドッと疲れて居るあたしをよそに
２人はｽﾀｽﾀとどこかに向かっている。
それを少し離れた所から
付いて行った。
すると、遠くの方から男が三人
こちらへと
向かって来るのが分かった。
タラタラと動かしていた足を
少し早めて、女友達の先頭に
あたしはたった。
ドンドン近付く男達に
あたしは睨みを利かせる。
『おー！Ｓ！探してたぞ！
化粧なんかしてっから
わかんなかったわ！』
あたしの名前を叫ばれ
よくよく見ると男友達だった。
「んだよ！てめぇらかよ！
んで？あたしになんか用？」
すると、いきなり腕を掴まれ
引きずられる様にして
あたしを何処かへ連れて
行こうとしている。
それを口を開けて唖然とした顔で
見送る女友達が目に入った。
「ごめん！また後で連絡する！」
そぉ言い残して
この場を後にした。
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