why

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ピピッ ピピピッ ピピ…… カチッ 煩く鳴る、朝を知らせる機械音が寝ぼけた頭にやけに響く 「朝、か」 見慣れた部屋の見慣れたベッドからゆっくりと身体を起こすと 無意識に視線を左に逸らしている自分がいる そこにあるのは薄く埃を被る主のいないベッド “ホランイっ!” 君は、もう居ない
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