*うそつき*

2/13
前へ
/86ページ
次へ
気がつくと、もう夜だった。 私はパソコンを開いたまま眠っていたようだ。 目は赤く腫れていて、頭が朦朧としている。 冷蔵庫の中からお酒を取り出し、あるだけ飲んだ。 亜季に電話をかけ呼び出すと、心配してくれたのか亜季はすぐに来てくれた。 私は亜季に泣きついた。 「りつ……か? ちょっどうしたの?!」
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加