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先ずは、武器訓練を選択し参加人数は二人と良太はテンポ良くタッチしていった。 「武器訓練の参加人数は二名様でよろしいですね?」 カウンターの女の人は良太の方を見ながら聞いてきた 「はい!大丈夫です!」良太が答える 「では、お気をつけて」 カウンターの女の人はそう言うと、カウンター側にあるタッチパネルのENTERを指で触れた 途端に目の前が真っ暗になり、2,3秒後には真っ白な光に包まれた ひとつだけ違うことは、今回は体全体を針に刺されるような痛みが伴わなかったことだ 徐々に目が明るさに慣れ、景色が見渡される程に回復してきた そこは、奥には岩のような山が聳えていて、手前には草原が広がり、所々には青々とした木々が生えている。 その周りを飛び跳ねるように、鹿のような動物が群れていた。 そして隣には俺と同じように広大な景色を眺める良太が立っていた 「俊さん」 不意に呼ばれて少し驚いたが、直ぐに返事をした 「どうした?」 「すごいっすね!」 「あぁ」、良太が言ったのはたった一言だったが、それだけで理解できた
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