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「じゃあ、俺と同じですね! 始めたばかりで不安だったので同じ境遇の人に出会えたから嬉しいです」 良太は屈託の無い笑みで先ほど会ったばかりの俺に喋りかける。 俺も同じ気持ちだったので、初対面だが嫌な気持ちはしなかった。 「俺も一人でミッション受けるの不安だったんで、良かったら一緒に武器の練習にでも行きませんか?」 俺は初対面ということもあり丁寧な言葉遣いで良太に持ちかけた。 「良いですね!一人増えるだけで心強いんでよろしくお願いします!」 良太も、最初に一人きりで行くのは不安だったようで快くこれに応じた。 そうして、二人はミッションの受注をするため雑談しながらミッションカウンターへと向かった。 雑談の内容は、 良太の年齢17歳  高校2年生  身長 173  体重65  部活はサッカーをやっているみたいだ。 俺のほうが年上なので良太と呼んで欲しいと言われたので、じゃあ俺はシュンとでも呼んでくれればいいと言った。 しかし、良太は体育会系なのか「呼び捨ては無理です」と言い、(俊さん)と呼んでもらうことになった。 そうこう話してるうちに、カウンターの前までたどり着いた。 受注する予定のミッションは初めから決めていた。           ・武器訓練・ クリア目的などは無く、満足すればミッションをいつでも終えられるという内容だ。 ミッションカウンターにいたのは、20代後半位の真面目そうな雰囲気の黒髪の女の人だった。 「こんにちは、ミッションの受注ですか?」 カウンターの女の人は、優しい声で俺たち二人に問いかけてきた。 「はい!」 俺が答える前に、良太が元気な声で返答した。 カウンターのテーブル部分が液晶になっており、どのミッションを選ぶかタッチパネルで選択出来る様になっていた。
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