第三訓 高校生活は合コンにより始まる

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「先生!合コンってクラスの人とも出来るんですよね?」 近藤は、少し前のめりになりながら銀八に問う。 「まぁ、たぶんそうなんじゃね?このプリントにグループ決めをしろって書いてあるからな。」 「先生!僕はお妙さんと一緒のグループがいいです!お妙さんを口説いてくる連中に制裁を加えます!そしてあわよくばお妙さんとポッキーゲームを……「ってするわけねーだろーがァァァァ!」 ドゴオオッ! 「グオォォッ!!」 お妙の後ろの席の近藤は顔の形が崩れるまでお妙に肘うちされた。 「先生。近藤くんとは一緒のグループにしないでください。」 「まぁ、クジで決めるだろうからそれは運だな。」 「一緒にしないでください。」 お妙はコンパスを銀八に向け微笑みながらお願いする。 「わ、分かったからそのこっちに向けたコンパスを下げろ。いや、下げてください。」 銀八はお願いじゃねーよ、恐喝だよ。こんなもん。と内心冷や汗を流していた。
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