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俺は都会のアスファルトによる熱気にフラフラと倒れそうになり、田んぼが広がる、空気の綺麗な故郷に帰ってきた。
無人駅のホームから見えたのは、3年前に帰郷した時と何も変わらない風景。
遮る物など何もなく
360度全て見渡せる、青く澄んだ空。
遠くに山が見え、近くに田園が広がるという
昔からの馴染みの景色。
最寄駅から実家への道中、
俺は安堵感に包まれていた。
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