別れ

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「さて、サラ様。これからは、クロノス城で働いてもらいたいのですが、どうでしょうか?」 「えぇ。構いません。」 「では、行きましょう。村人たちに何か言い残したいことがあれば、今のうちに。」 アシェにそう言われて、サラは村人たちのほうに向きました。 「え…と…。言いたいことがいっぱいあるのですが…」 サラは間をおいて言いました。 「歌…歌を贈りますね。いつか大空へという題名です。」 サラは深呼吸をして、歌い始めました。
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