716人が本棚に入れています
本棚に追加
「なあ二人共、腹筋見せてくれないか?」
「…は?」
「え、え?」
なんだよそのびっくりした顔は。
変なこと言った訳じゃ…言ったな。
「あんたいくらなんでも…うわあ」
ふざけ無しの本気のドン引きされた!?
な、なんとか言い訳を…!
「私はいいよ?翔が見たいって言うなら腹筋だろうと背筋だろうと大胸筋だろうと!」
「いや最後のはダメだろ…って服をたくしあげんな!!」
美春は着ていたTシャツをグイッとたくしあげた。
つかへその辺りまで見えたぞ今!
あ、でも良かった、俺より腹筋が割れてなかった。
…で、なんで服を元に戻さないのかな美春よ。
「ふふふ、いくら翔でもこうして肌を出して意識させればチラ見くらいはするでしょ?そう、これは新しい焦らしプレイ、いやチラ見せプレイ!!」
アホだこいつ。
本物のアホだ。
そしてゲームをしている美夏によってゴツンと一発頭に拳が落とされた。
「痛いっ!」
「バカでアホなのかこのバカ妹。あとネーミングもうちょいちゃんと考えたら?」
「じゃあ…素肌プレイ?」
余計にいかがわしくなってんじゃねえか。
最初のコメントを投稿しよう!