知ったのは…。

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   ― ・ ― ・ ―  翌日。 新歓パーティーに出席していた、他の遊んでいるような同期に聞いてみた。 クラブに真木野という店員が居るのを知っているか。 「理工に居るじゃない。」 私の居る建築学科も、理工学部に入る。 「機械工学の一年よ。」 …同期! やっぱり同じ位の年齢だったんだ。 でも、新歓パーティーには参加していなかった。 「秀才って言われてるらしいよ。」 秀才…。 私は同期に礼を言い、講堂から廊下に出た。 途端、誰かの胸元に顔面をぶつけた。 「痛っ!…ごめんなさい!」 咄嗟に自分から詫びの言葉が出た。 ぶつかった感触は男性の筋肉質な身体。 目の前の相手は、白いTシャツで、私の色付きリップが付いていた。
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