家族の一員

雨の日の公園

あいつと僕達が出会ったのは１０年前の５月下旬の雨の日のこと…
当時、僕は小学１年生でした。
あの日は傘を忘れてすぶぬれになりながら学校から歩いて帰っていました。
いつも帰りに通る公園を通ろうとした時どこからともなく「ミィ～ミィ～」と鳴く声にびびって走って公園をかけぬけました。
当時の僕はどうしようもなく怖がりでした(笑)
家に半泣き状態で帰りつきお母さんに「公園でへんな声が聞こえた…」とベソをかきながらお母さんに話したらお母さんは笑いながら「じゃ～お母さんとその鳴き声の正体確めに行こうか」って言われ「嫌だ嫌だ」って泣きながら答えました。