家出

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必死になって自分の家を探した。けれども周りは知らない家ばかりだった。 とうとう家が見つからないまま日が暮れはじめ…電灯の光が 「ポツンッ」 と明かりがつきはじめ僕はちょっとずつ涙をこぼしはじめた… 「利ごめんね…」 「お母さんごめんなさいもう利をいじめないから…迎えにきてよ…」 心の中で叫んだ。
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