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その後ハルカとの話を途中で切り上げて、廊下で友達と喋っていたタクローの腕を引き人の少ない階段の踊り場まで行った。
「あの…高木さん、何か…?」
「…その、タクローって岬君と仲良いよね?」
「(呼び捨て…) うん、まぁ岬とは中学からの仲だしね」
タクローの<岬とは中学からの仲>発言にマミは驚いたと同時に羨ましく思った。
苦笑いの様な笑顔を見せるタクロー。
そんなタクローが格好いいと思ったのはマミだけではないハズだ。
タクローは岬と並ぶ程に格好いい男子生徒だったからだ。
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