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絶望とは崖っぷちの状況 あとがない 死んだほうがまし 結局のところ負の感情の連鎖だとふつうはとらえるだろう
章で私といっているが俺の一人称は俺だ だから俺でいかしてもらおう
俺が好きな漫画 さよなら絶望先生ももう終わりそうだな
正直最初この漫画の単行本の表紙を見たときそんなに惹かれる要素がなかった
あの日 俺が絶望に浸っている時 いや違うな 絶望だと思い込んでいたとき
俺は高校生だった 周りから見たら学校から逃げるはサボるはだらしない奴 バカな奴 臆病者と 思われるだろうが俺はいつだって逃げていない 俺はいつだって戦っていた
俺は家がいやで家出した
寝袋とテントを買って競馬場がみえる夜景が綺麗な公園で泊まった
だがいざ夜になると一人が怖かった いや‥‥ 怖かったのはこれからを考えていたからだな
寂しさをごまかそうと俺は残り少ない金で
少ないといっても一万はあったな ネットカフェに泊まることにした
まだ16だったが深夜の一時までぐらいいたかな そこで絶望先生に出会った その時絶望という単語に惹かれた だがないようを見て驚いた
俺も何度か自殺を試みたがそう死ねないものだ
去年視聴率40を叩き出した例のドラマで自殺は事故だといっていたが あれは正しいかもしれない 途中で我に変えるとやはり怖いのだ 実にな だが絶望先生は毎回自殺している まぁ自殺しているように見せかけて誰よりも死を怖がっている
世間話を毎回してそれにないして絶望し毎回オチがない あっても猟奇オチ どうも文面では面白さを伝えられんな
まぁ面白いんだ そのアニメの曲が 俺にとってとても効いた 生きてることを実感させてくれる曲だった
絶望は愛しき望みだ 俺はまだ望みを捨てていなかったんだ 夢なんてバカなものだよな 夢は叶えらんない だが望みは叶えらんないことはないだろう 叶えらんないとか問題ではない 望みは捨てられないんだ
まぁ望みも夢も一緒だろうと言われたらそこまでだがな
だがそんな事を考えていると生きたくなった
いや見たくなったんだ
絶望の僅かなコッチ側をな
俺はまだそのコッチ側を見たことないだろう
じゃあコッチ側とは何なんだ
簡単なことだ
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