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「ねぇ?陸」
私は部屋のソファーで隣に座っている陸に話しかける
『どうしたの?梓』
不思議そうな顔をして私を見る陸の目はやっぱり哀しい目をしていた
「今日は仕事どうだった?」
そう聞くと陸の顔は一瞬曇る
だけどすぐに笑顔になってこういうんだ
『大丈夫だったよ!』
子供のように笑顔を見せるあなたは太陽のようだった
「ならよかった」
それ以上は言わない
それ以上は聞かない
立ち入られるのが嫌いな陸にそれ以上聞いたって多分返ってくるのは
大丈夫
の一言だけだから…
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