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正弘「高いな」
屋敷は壁や柵に囲まれている。
だからこの壁を
越えなければならない。
空「どうします?」
裕太「どうしようか」
そこでひらめいたのは秋見だ。
秋見「男子を踏み台にしよう」
正弘「さらっと言ったな」
裕太「これが秋見」
男子はため息をはく。
裕太「どうする?」
正弘「どうするって、
お前の力じゃ無理だろ~」
裕太「すまん、正弘」
正弘「いや
なんとなく分かってたよ」
秋見「決まった?」
正弘「俺が土台になるよ」
空「では秋見さんから♪」
秋見「なんで私?」
空「いいじゃないですか~」
秋見「それじゃあ」
正弘の肩に足をかける。
正弘「重っ!」
秋見がにらむ。
秋見「重いって言うな~!!」
正弘「痛っ!!」
正弘の頭が蹴られる。
秋見は壁を登る。
空「では楓さん♪」
楓「・・・・・・?」
楓が正弘の肩に乗る。
正弘「楓、軽いけど
そこは痛いんだけど・・・」
楓は無心で、
(無言+無表情=無心とする)
壁を登る。
正弘「いてて」
裕太「大丈夫か?」
正弘「女子って怖いな」
正弘が少し笑う。
空「では、私の番ですね」
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