雪印が武器な彼女

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どんな学校にもある風景-放課後 夕方近くなった夕日をボーッと眺めがら僕と友人の大は呟いた 暁斗 「暇だね」 大 「お前はな」 大は僕には目もくれずカードの束を整理しながら返事をくれた 大 「俺は決闘部の活動に忙しいんだ。お前みたいな暇人と一瞬にするな」 親友はかけた眼鏡をクイッと上げながら続ける 大 「というか…暇なら入れ、決闘部」 暁斗 「やーだよ、てかまだ"部"じゃないんでしょ?メンバーは大だけだし」 大 「だからこうして"部"にしようと勧誘しているんだ。身近にルールを知っているのもお前だけだし、親友の頼みだ断るな」 僕はもう一度やーだよ、と言うとカバンを引っ提げて教室を出ていった
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