王道的転校生現る

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凪が無事に見付けたのか嬉しそうに駆け寄っていった。 「舞智!」 うーむ…毬藻? これが、凪のゆう可愛い転校生なのか? 「ぅげ! ぉ前、朝の! 変態っ!!」 変態って、凪嫌われてんじゃん(笑) 「酷いですね…私はただ、舞智が可愛くてキスを少々しただけじゃないですか…」 「ッキ…少々って、あれわぁ~ぅぅ!」 凪のキス発言に顔真っ赤にして何か言いたげに唸っている しかも、丁寧に唇を片手で押さえながら… 「取り込み中、失礼ですが皆様どういったご用件で?」 二人の言い合いを遮る形で割ってきたのは、生徒会抜きで2年生の中で一番可愛いと言われている 市ヶ谷・珠樹(イチガヤ・タマキ)君だった… 珍しいメンバーが毬藻を守るように次々と… 一匹狼の七岸・齋 (ナナギシ・サイ)君 爽やかスポーツマン 八木・純(ヤギ・ジュン)君 3人とも、色々と有名で数は少ないながらも親衛隊も存在している。 「凪…これの何処が良いんだ?、黒い毬藻だろ」 晴が馬鹿にしたように言えば、毬藻君が激怒した
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