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我が儘のかいがあって今は飛行機のなか…
ちゃんと森ちゃんに許可を頂きましたよ…
まぁ、柴ちゃんが付いてきてるけど。
「ッポーン…」
シートベルト解除マークの明かりが消えた…
飛行機の中は余り人がいない…
「……パパ今って夏休みだよね?」
今って言いたい事が分かったのかパパは、
「ああ、この飛行機は白蜜が所有してる飛行機だから一般の人はいないよ。」
読んでいた経済新聞から顔をあげて教えてくれた
プライベートジェットってやつですか?
ハハ…本当に白蜜家って凄いんだ…
「驚く必要ないだろ?
まだ眞白が来たばかりの頃、車や飛行機、ヒーローものにはまっていたいた頃なんて毎日の様に買って貰ってただろ…」
…………
「っあれ、じい様からだったんだ…」
キャラクターライセンスを買い取ったりして一点物とか色々と家に届いてたと思う。
テレビ局を買収したときは何かニュースになったと聞いた。
「俺のためだったんだねぇ」
「親父は眞白にだけ甘いからな…我が儘は全て聞いてやるって毎日叫んでた」
懐かしいのか笑いながら話す。
うん~じい様に会いたくなってきたかも…
「旅行から帰ってきたらじい様のお家行ってきても良い?」
自分からは余り行こうとはしなかった本家に珍しく行きたい気持ちになった。
「今は駄目だな…連絡を入れてみるから少し待ってくれ。」
「うん」
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