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そんなことをすれば、困るのはこの5人だけ…
だって、俺は生徒会には必要じゃないらしいし~
「舞智…そんな奴を相手にしたってお前が汚れるだけだ。」
うぅ~ん…
この5人にとっては俺は汚物でしかないようだねぇ~
皆から傷付く事を言われる度にどんどん心臓が痛くなる…
「…ま…し…ろ…?」
弥懐がそれに気付いたのか、声をかける。
嫌な汗が額に滲み身体中がベタベタとして気持ち悪い。
「……な、んでも…なぃよぉ~ヘラ」
無理に笑顔を張り付けて弥懐に返事をする
これ以上、異変に気付かれないように書類を持って部屋を出ようと一歩前に足を踏み出せば…
足に力が入らず、そのままよろめいた。
っぁ…倒れる。
そう思い、痛みを覚悟したが、床の固さじゃなく人の腕の温かさが俺を包み込んだ…。
誰?
確かめようとしたが限界だったのか意識が遠退く
ぁぁ~最悪だなぁ~
こんな所で…倒れる何て
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