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「眞白…今は何も考えないで、寝なさい。」
パパに抱き締められて、
背中をリズム良く叩かれれば眠気がやってくる。
さっきの暗闇とは違い安心感のある微睡み…
理事長室の奥にある部屋まで運ばれてベッドにゆっくりおろされた。
「ゆっくり、おやすみ…」
可愛い息子の額に軽くキスを落とし、
我が愚弟の一人息子の居る部屋に戻った。
血の繋がりあるとゆうのに、可愛く思えない。
人当たり良く接しては来たが、それは対面状…
必要以上には深く関わらないようにしてきた。
全て眞白の為に。
父と母もそれを望んでいた…
父も母も舞智より、眞白を気に入ってくれている
だが、愚弟夫婦や親戚共は、それを良く思わない
血の繋がりがない眞白より、
血の繋がりがある舞智を可愛がるのを当たり前だ
等と、眞白が居る前でほざきやがった。
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