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まだ幼かった眞白だが、
良く思われてない事を知っていた。
生まれてきた時から眞白にとっては、当たり前で日常的な暴言…
慣れているからと自分に言い聞かせるように囁き服を固く握りしめて耐えていたのを思い出す。
それに加え、能天気に育った我が儘な甥には呆れる。
どうゆう育てかたをしたら、こんな馬鹿に育つのか…
だから、父も母も余り好まないと言うんだ。
ハァ…
眞白じゃなくて、舞智が…
「…良い大人がそんなこと言うべきじゃないな…」
ごめんな眞白
ずっと、辛い思いをしてきたのに些細な幸せすら崩させてしまったな…
舞智と話ながらそんなことしか考えられなかった
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