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パパと話し合って決めた…
毬藻君は良く理解していなかったが嬉しそうだった…。
今週分の仕事を持ち一月ぶりの生徒会室に行く。
ガチャ…
「っおっひさぁ!
仕事持ってきたよぉ~」
「「「「「!!!!!」」」」」
あらぁ…イケメンなお顔が台無しぃ~
逆に笑える顔になってる
「……マ…シ…ロ…?」
「ん~?
なぁ~にぃ、ワンちゃん」
第一声はワンちゃんこと
弥懐だった…
「1ヶ月も休んで何してたんだ?」
晴が顔を歪めながら聞いてくる
「…え~っと…療養?」
「療養…ですか?」
不振がってるが、事実です。
「仕事はちゃんと届けてたし…皆に迷惑はかけてないから良いじゃん…
それに、皆は余裕そうだし、俺にも少し位休みくれても良くない?
まぁ~もう良いんだけど
俺、生徒会に必要ないみたいだから…今日で辞めるからぁ~
皆も、特に晴は俺が来なくなれば精々するでしょ
逆に迷惑も邪魔もかけないし気兼ねなく我が儘な毬藻君のお尻を狙えて嬉しいんじゃない?
今まで、友達面してきた罸があったんだねぇ~
身分不相応なのにってぇ
自分だけが…皆のこと、好きなだけで…皆は…
違ったんだから…
早く言ってくれたら…
役員になる前に…
小等部の時にでも邪魔者だから近づくなって…言ってくれたら良かったのに…今更遅いよ…」
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