生徒会チャラ男会計を辞めます

3/8
前へ
/272ページ
次へ
言いたいことは別にあった…だけど…出てこなかった… 口から次々に出た言葉は纏まりはなかった。 でも、皆には通じていた こんなときは嬉しくなる 小さいときも皆が気付いてくれた。 長い付き合いなだけあって、お互いの事を良くも悪くも知っていた… だけど…除け者だった事を知ったのはつい最近… パパ以外…俺を必要としてくれるのは…もういない… 早く生徒会室から出よう 「まって… 待ってください! 眞白!」 凪が泣きそうになってる 何で泣くのか分からない 「……何ですか副会長?」 もう、俺は生徒会役員でも、友人でもない。 名前を呼ぶ中ではないから…呼ぶ必要はない。 だから役職名で呼んだ… 皆驚いていた… 哀しそうに顔を歪めている…。 その状況を喜ぶのは毬藻君だけ。 ・
/272ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9703人が本棚に入れています
本棚に追加