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そこで努が告白…
しかもみんなの前で…
『ずっ…ずっ…ずっ…ずっ…ずっと好きでった…
つけあがって…いや!
つっ…付き合ってもりんさい!!』
見事 に噛んだ一撃に衝撃…
笑劇…??
を受け、笑って涙を拭きながら…
『はい…
……付き合ってもりんさい!』
友達のお誕生日会がいつの間にか恵達の祝賀会になっていた。
「すげーぜ!
今日の俺のデートプラン!」
二人は駅から線路沿いの歩道を歩き、市街へ向かう。
「何よ?
どんな感じなの?」
「もうズキューンよ!
あっち行ってドカーン!
こっち来ちゃバリッバリッ!」
「……はい??」
「…ああああ!!!!」
努が急に大声を上げる…
「…ちょっと!
急に大声出さないでよ!」
「ワイの…
ワイのデートプランがぁ!」
努の目線を辿ると、ソコにはパスタ屋があった、地元ではちょっと有名なパスタ屋であり、中学生の二人には高級なお店…
よく見ると…
その店の両開きのガラスのドアに張り紙がある。
『誠に申し訳ございません。
本日臨時休業とさせていただきます。』
「謝って済むなら警察はいらん!!」
真面目な顔で張り紙に意味不明なツッコミを入れる努…
「…元々警察いらないでしょ…」
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