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興味を持っていたのは友人であり、恵はその話しに合わせていただけ…
だが…
努のガッカリした顔を見たとき、そうは言えず、興味が有るように振る舞う、ジュンペロンには興味は無いが、努と行く事に興味を示した。
恵は店を出るときに、「必ず今度行こうね」と努に笑顔で言った…。
初デートはその後無難に映画鑑賞やショッピング…
楽しい時間を過ごす二人…
日が傾き夕方になると、お互いの家の丁度中間にある公園のベンチで話しをしていた。
一日中一緒にいて話をしていたが、話題が無くなる事もなく、気づけば辺りはすっかり暗くなっていた…
街灯がベンチに座る二人を照らす。
「そろそろ帰るか…」
会話が途切れたのを見計らって努が切り出す。
何も言わず恵は頷いた…
帰ると言った割には、ベンチから立とうとしない努に気付き、ふと横を向く…
ソコには恵を見つめる努がいた…
恵は吸い込まれる様に見つめ返す…
徐々に努は顔を近づける…
……………ペチッ!
「いてっ!!」
「…この変態!
……ふふふ…あははっ!
そんなに簡単に私の唇はあげないよ!」
立ち上がり振り返る恵…
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