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「い、いつの間に…」
ついさっき来たのですよ
そんなことより
「ボクに何かようがあったんじゃないんですか?」
気になって仕方がない
早く済ませて兄上と合流しなくては
「あ、えと…何かいいことでもあったのかなと思って…」
いいこと…決まってますね
「やっと兄上がボクを必要としてくれたことです」
「あぁ…メフィ「兄上を呼び捨てで呼ぶな!!」
人間風情が…イライラします
このまま首をへし折ってしまいましょうか?
人間……女の首を片手で掴みグググッと力をいれてみる
女はボクの腕を掴み必至にもがく
その時だ…微かに甘い香りがした
パッと離し、聞いてみた
「甘い香りがしました…何か持っているのですか?」
咳き込み…かすれた声で返事がきました
「ッ…これの…ことか…な?」
女はポケットから小さな袋を取りだし渡してきました
「あげ……るよ…これは飴っていう…ものだよ」
飴……中に何か入ってますね
破いてみますか
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