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「忘れてたのかよ。
折角教えてやったのに」
「すみません、その節はどうも
ありがとう御座いました」
一度しか会ったことなかったし、
正直記憶にご存知御座いませんでした。
ただ二宮先輩はめちゃめちゃ頭が良い。
よって成績は学年トップだと
プーから聞いていた。
「それで、今日はどうしたんだよ?」
プーが空いた席に座りながら
問いかける。
「実は愚痴聞いて貰おうと思って」
由奈と二宮先輩もそれぞれ空いた席に
座っていく。
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