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「出来たらええんじゃがな。」
龍太の発言に皆が龍太を見る。
「どういう事だ?」
桂が龍太に聞いた。
「銀時、おんしゃ罪に問われてるぜよ。
天人大量斬殺、人間大量虐殺の罪じゃき。
御上はその罪名で白夜叉…、坂田銀時を逮捕しろっちゅー命令が下されてるぜよ。」
─────ダンッ
銀時は拳をベッドに思い切り叩き付けた。
「くそっ…。」
「土方と沖田は昨日退院してるぜよ。
傷や怪我も軽かったみたいじゃしの。」
銀時はギリッと歯を噛み締めた。
「─────夜、真選組が動くぜよ。
逃げるなら今じゃ。」
桂は悔しそうな顔をした。
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