雨と雲

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「……御上は何故、銀時を探しているんだ?」 「知るかよ…。」 銀時はチッと舌打ちをした。 「────…晩、また来る。」 桂は病室を出て行った。 真選組が俺を捕まえようとしてる。 俺を利用するだけか、殺されるかのどちらか。 黒夜叉がそれに関わってるとすれば俺は利用される。 ただ御上が俺を捕まえようとするならば、俺は殺される。 俺の読みが当たれば、俺は利用されるだろうな。 我を忘れ、狂気に溺れる鬼にされるだろう。 銀時は静かに瞼を閉じた。
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