女ナポレオン

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 「まぁ良いわ、アンタもそこで正座をしなさい。これから私に対する礼儀をキッチリ覚えてもらうから」  「はぁ? なんだそれ……てかなんで俺がそんなのしなきゃならないんだよ」  俺達は間違いなく初対面だよな? なのに上から目線で当たり前のように命令をするか普通。  五十嵐奏の態度にナオは腹をたて、キッパリとその指示を突っぱねるのだが、何を思ったのか彼女は信じられない切り札を切った。
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