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そんな空気を察した康太はナオにある提案をする。
「ナオの両親に会わせてくれないか? ボクの人と成りを知ってもらえばキミとの交際を許して貰えるだろうから」
「あのな三芳」
ナオが口を開き、康太の事を名字で呼んだ。
そうしたら康太が言葉を続けて出そうとしたナオの機先を制して自分の呼び方の訂正を求める。
「水臭いなナオ、ボクの事は康太と読んでくれよ。語尾にハートマークを付けても構わないから」
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