汚れなき灰まみれの聖母

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 「モチロンですとも義妹(いもうと)よ。お姉様を信じなさいっての!」  まだロウソク程度だが奏の恋心に火が着いた。  そして身の上話とガールズトークに花を咲かせていたオンナ2人の耳にガチャガチャと不粋な金属音が飛び込んで来たのだ。  それは今この瞬間奏のターゲットとなった人物の帰宅である。  それで、それまでは良かったが、そこからがいけない。
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