汚れなき灰まみれの聖母

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 恭子は桜子から漂う空気を察していても、義妹(いもうと)の為に周りの人間からの“苦情”をものともせず、ナオに取りつく悪い害虫(桜子)の“駆除”に精を出す。  「ところで桜子ちゃ~ん。今日のまわし(下着)はナニかな? のおまる? ひもぉ~? お姉さん是非知りた~いのよ。だから教えてぇ~」  「ちょっとお姉さん! どう言う意味ですか!? それにわたしまわしなんかはいてません!!」
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