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「あぁ、殺されなきゃ生きている自信はあるよ翔」
「ナオ、朝っぱらから気がたってんな。ちゃんと食ってるか？」
「ちゃんとお腹一杯水を頂いてますよ。なに人間はウォーターとソルトとの強力コラボで１０日は持ちこたえられるさ」
「また限界への挑戦か？」
「ああ、そうだよ」
ナオと親しげな翔と呼ばれた少年は杵島翔一と言い、俺ナオとは小学校入学時からの腐れ縁なのだが。
毎度まいど何気にナオが、飽食と呼ばれる現代で、修行僧もびっくりする断食限界への挑戦をやっている事を知り尽くす友人だ。
「そのムダに筋金の入っているガッツには本当に感心をさせられているよ」
「ほっとけ！」
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