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「りじちょー っ。しっつれいしまーす」
俺はガチャっと扉をあければそりゃあもう見目麗しい方が二人。
「貴方、節度をわきまえなさい」
えー、あんたに言われる言われはないんだけどなー。
あんたっていうのは、理事長の秘書こと坂上燐(さかがみりん)。
スウェーデンと日本のクォーターで茶金の髪に 青い目。
『あー?誰にもの言ってんだぁ?燐ちゃんよー』
「///っ」
くっ・・・やばい
ちょー笑える!あいつの好きな奴の声を真似てやったらすっごい赤面してんの。
燐ちゃん可愛いー。
パシャリッ
「あっ!!貴方何撮ってんですか!?今すぐ消しなさいっ!!」
「えーやだよー。だってこれでオカズにする奴に売って稼ぐんだもん」
「そっ、それは駄目ですっ//」
「あっはは!!じょーだんだって」
「・・・」
あはっ
ほんとは燐が理事長の秘書っていう職についてなきゃ売ってたのにね。
さっき小型カメラで撮った写真をパソコンに送る。
売れなくても他に使い道はいろいろあるからね。
「からかうのもそれくらいにしたらどうだ?」
「おー理事長!そうだよっ!理事長が用あるって・・・で、何の用?」
いけないいけない。
俺としたことが当初の目的を忘れるとこだったよ。
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