奴等の狙い

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雛森の声を合図に隊員達はそれぞれ班に別れ、瞬歩を使い、各班目的の場所に向かっていった。 雛森[…………みんな、気を付けて。] 残された雛森は立ち位置を離れることなく、胸の前で両手をくみ隊員達の無事を声に出して祈った。 ポン 黒崎[俺達もそろそろ行くぜ、雛森さん] 雛森[ハイ!] 原田[あの、副隊長、私は一体どうすればよろしいでしょうか?] そう、雛森が言った班の中には原田の名はなかったため、原田は心配になり、雛森に訪ねた。 雛森[原田君] 原田[ハイ!] 雛森[貴方に私の背中を預けます、だから、私と黒崎君が向かう隊員達の向かった場所よりもかなり危険な地点に行きますが、ついてこれますか?] 原田[!!(危険な地点、まさか…………でも僕は!)ハイ!] 雛森[うん、危なくなったら、私と黒崎君が貴方を守ります、だから、貴方は自分の使命のことだけを守って下さいね。] 原田[ハイ!] 黒崎[よし、話がついた、所だから行くぜ!] 雛森・原田[[ハイ!]]
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