泡の中の
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確か兄ちゃんが中学生になって「俺はもう大人の男だ」って言って拒んだんだっけ。 「最近学校どう?楽しい??」 じゃあどうして今頃一緒に入りたがるんだ?なんて考えてたら兄ちゃんが言葉を放ってきた。 「まあまあ、かな」 洗い終わった背中を流しながら曖昧に答えると 兄ちゃんはちょっと不機嫌そうな顔をした後、すぐに満面の笑みに表情を変えてとんでもないことを口にだした。
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