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―――――――学校
学校に到着して有栖が下駄箱を開けると…ドサドサという音と共に大量の手紙が床に落ちた。
「すげwwww何この量wwww紙の無駄遣いwwww木が可哀想www取り敢えずラブレター書いて送るのは辞めようぜwwwそうすれば地球温暖化が止まると思うwww」
「馬鹿言ってないで拾うの手伝って。」
「うぃwwww」
手紙をせっせと拾っているとラブレターの中から聞いたような事がある名前を発見した。
「あれ?こいつって…?」
「え?誰?…ってこれってうちのクラスの中川 義明(なかがわ よしあき)君じゃない。」
「うちのクラス?…あーあいつか!」
中川 義明(なかがわ よしあき)。
我々、非リアが憎むべきイケメン。性格は優しく学校に居る有名な美少女(有栖を除く)に好意を向けられてそれに気づかない鈍感さ。学力は有栖と同格でスポーツ万能。そして顔のルックスから我が高校の王子何て呼ばれてるイケメン野郎だ。
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