最期の誓い(小政)

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夏の暑さも和らいできた秋。 風が髪を踊らせる。 気分は浮かないが。 俯いて独り呟く。 -アイツに最期、すまなかったと伝えたかった- 誰にも届かないこの呟き。 虚しさが募った。 向きを変えてその場を後にしようとした。 「政宗様。」
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