第一章

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それから月日がたち…。 フィオーネとロトは塔の外でこの世界の事を話していた。 レンジャーの事や街の事、この世界の事、など…。 そしてお互い少しずつ仲良くなっていった。 そんな中、なぜかよくフィオーネの様子を見ながらロトは話しているように見えた。 毎日、色々な話を聞いていると、フィオーネはロトと一緒に旅がしたくなってきた。 だが、フィオーネの周りはレンジャーだらけ。とてもじゃないけど、言えなかった。 "ロト様と一緒に旅がしたい"だなんて―…。 だが、もし了解をしてくれたなら、是非旅をしてみたかった。どんな危険があろうと、ロトについていく気でいた。 それだけ、この数日間でロトの事を信頼していた。
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