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眩しい太陽が上に上がり、いよいよ気温が上昇してこようとした時…
フィオーネは、ようやく眼を覚ました。
「朝…だぁ…。」
寝ぼけた声をあげながらヨタヨタ、と部屋にある窓に向かって歩き出した。
「ファァァァ…朝ですねぇ…。」
何て言いながら窓を開ける。勿論、腕をあげてのびている。
と、ふと下の赤いモノに気づき、バッと窓から隠れた。
(うひゃぁぁっ!!)
なぜか心臓が早く脈を打つ。
そう、窓のちょうど真下にはもう、ロトがいたのだ。
(見られて…ないよね?)
恐る恐る窓から覗き混むと、何やら笑い声が聞こえた。
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