第一章

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しばらく笑われていたせいか、フィオーネは開き直ってしまった。 「…もう…今、そちらに行きますから―」 「待て!!」 何らかの異変があったのか、フィオーネの言葉を言い終わる前に、ロトは叫ぶ。 一番最初に気づいたのは、もちろんロトだった。 急に、近くの森に何かあったのか静かになっていた。 「ロト…様?」 「いいから。その場にいろ。」
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