第一章

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空が蒼く、白く薄い雲が広がっている。 周りは、深い深い緑に覆われている。 その、深い緑に覆われているちょうど中心に、木の背丈と一緒ぐらいの大きさの、一本の塔がたっていた。 その塔の中に一人、美しい姫がいました。 姫は何をするわけでもなく、ただ自分の目線上にある小さな小窓から外の世界を眺めていた。
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