始まり

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「はぁぁぁぁぁ。」 俺は自分の部屋のベッドに寝ころびながら盛大なため息をついた。 なぜか?? それは俺にとって明日からの予定が鬱すぎるからだ。 俺の名前は山本一輝(ヤマモトカズキ)。どこにでもいそうな15才の少年だ。詳しいプロフィールはまぁ後ほどってことで。 「はぁぁぁ。」 またため息。 ダメだ。ため息しかでてこねー。 鬱になんのも疲れてきたな。 ガラガラ 俺は窓を開けてベランダにでて、空を見上げた。そこには綺麗な星が瞬く夜空が広がっていた。 「ここの夜空とも今日でお別れか。」 夜空好きなんだよな。 深い深い吸い込まれていく様な黒。 見ていて全く飽きない。 「ぐだぐだ考えるのはやめよ。」 俺は部屋に戻りベッドに入り、瞼を閉じた。
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