俺とストーカー

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だいたい、社会人になり出逢いは激減しているし、休みは朝からこうして千尋がいるのだ。 このままでは、俺は一生童貞な気がする。 ……うわ恐! 「お前、なあ千尋。頼むからもうストーカーやめろ」 「んじゃ結婚してくれる?」 「しないっつうのこのボケっ!」 千尋の頭を叩き、俺は深い深いため息を吐いた。 どうすりゃいいんだ…。どうすりゃこいつの愛から逃れられるんだ。 「照れなくてもいいのに。蜜葉ってば可愛いー」 助けて。
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