俺とストーカー

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ネクタイをしながらリビングを抜け、洗面所で仕度を済ます。 それから戻ると、コーヒーと納豆パンがテーブルに用意されていた。 「ありがと千尋」 「愛情たっぷりだからね」 パンに納豆乗っけて焼くだけなのに、愛情たっぷりなのか。 もそもそと粘る納豆パンを食べ、コーヒーを飲んでいてふと疑問に思う。 なんか、違うな。 「あれ、俺鍵掛け忘れたか?」 「え?合鍵持ってるし俺」 そうか。…いや、あげてないぞ? 「入手経路は?」
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