俺とストーカー

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たまに帰りたくないとダダを捏ねては俺にベッタリと張り付きうちに泊まったり。 そして三ヶ月もしたら愛を語りだしていた。 どうやら昼ドラを見てしまったらしい。 そして間違った知識で、 「おれはハニーがすきだから、ハニーのストーカーだ!」 と宣言するまでとなった。 幼稚園児の戯言に苦笑いをしていた俺だが、最近は少しだけ困っている。 ヤンチャっぽくてバカっぽかった千尋は、チャラっぽくて完全なバカに成長してしまったのだ。
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