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*****歳side
「歳っ!!!!!一生のお願いっ!!!!」
「…………………はっ?」
何だコイツ…。
「今まで やってきた数々の悪さを謝りま すっ!!!」
何で土下座してんだよ。
つーか、気色わりぃな…。
何、企んでんだよコイツ。
「…何なんだよ」
「歳しか頼む人がいないの!」
だから、何が!?
「歳の力が必要なのっ!」
……………。
「そろそろ、本題に入ってくれねぇか?」
話が進まねぇ…。
「助けてくれんの!!!???」
「…………内容によるが、な」
ろくな事、言いそうにねぇし。
「じゃあ、単刀直入に言うっ!!!コイツを追い 出して」
ハァ?
コイツって誰だy
「酷いっ!朱音ちゃん!俺を捨てる の!!!???」
…………………。
コイツか………。
「というか、俺 名前言ったよね?何でコイ ツなの???豪だよ?つ・よ・し!!!!!」
面倒くせぇな…。
「住み着いたもんは 仕方ねぇだろぉが」
「仕方なくねぇ!!!!!コイツが間者だったら、 どーすんだボケ!!!!」
「あ~…そこんとこは大丈夫だ」
「何故に!!??」
「山崎が、どーしてもコイツを追い出したく て色々 調べたらしいが何も出てこなかった んだとよ」
あん時の顔は凄かったぜ?
俺より鬼みてぇな顔してたし。
「でっでも、コイツの悪事を私は知ってま すっ!」
…………悪事だァ?
「…言ってみろ」
どーせ大した事ねぇんだろ?
「大した事あるもんねっ!だってコイ「だか ら!コイツじゃないよっ!」
もう良いだろ、それは。
「話を遮んな…」
朱音、殺気しまえ~…。
「……もう良いや…。話を戻すけど、
歳…
コイツはー…」
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