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「私達はアシリア・パブリチェンコの代役として来ました。ミナカミとトオノです。さっそくご依頼の話をお訊きしたいのですが」
町外れにある古寂れた役所で事の次第を尋ねる
受付はまさかの野郎
見た瞬間に空気読めよと思わず叫びそうになった
役所野郎はまあおっさん
弛んだ腹と顔を見たところ
いけすかなさそうです
実際おっさんはオレ達に返事は返さずにじろじろと値踏みしてきました
アシリアさんとは違う素人の値踏みですが不快です
由岐は完全に放棄
オレの後ろで退屈そうに煙草をくわえている
おっさんはオレを小馬鹿にしたように笑うと
由岐を見て下卑た笑みを浮かべた
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